Tableau Cloudとは?トライアルの始め方と活用法をわかりやすく解説

データの可視化と分析は、今や企業経営や業務改善に欠かせない要素となっています。そんな中で世界中の企業から支持されているのが、Tableau(タブロー)というBI(ビジネスインテリジェンス)ツールです。

その中でも、クラウド環境で手軽に使えるのが「Tableau Cloud(タブロークラウド)」です。


✔️ Tableau Cloudとは?

クラウド上でデータの可視化・共有・分析ができるBIプラットフォーム

  • サーバーの構築不要

  • PCへのインストール不要

  • インターネット環境さえあれば、どこからでもダッシュボードの作成・共有が可能

→ まさに「データ活用のSaaS版」とも言える存在です。


Tableau Cloudと他のTableau製品との違い

製品 特徴
Tableau Desktop ローカルPC上でデータ可視化・分析が可能
Tableau Server 自社サーバーに構築するオンプレミス型
Tableau Cloud サーバー不要のクラウド版。ブラウザで利用可能
Tableau Public 無料で使えるが、作成したVizは全世界に公開される

✔️ ポイント

Tableau Cloudは「セキュアかつクラウド」で使える公式のSaaSサービス。
データは完全にクラウド上で管理され、アクセス権の制御やチーム内での共有が容易です。


Tableau Cloudトライアルの概要|まずは無料で試せる

✔️ トライアルの内容

  • 無料期間:14日間

  • 機能制限:ほぼ無し(有料版と同等の機能)

  • 必要なもの:メールアドレスと基本情報のみ

→ クレジットカード不要。期間終了後は自動課金なし。


✔️ トライアル中にできること

  • ダッシュボードの作成・編集

  • チームメンバーとの共有

  • フィルター、インタラクション、KPI管理の設定

  • スケジュールでデータ更新、自動通知の設定

  • Salesforce、Google BigQuery、Snowflakeなどのクラウドデータと接続

個人利用から、チームでの共同作業まで幅広く体験可能。


【Step別】Tableau Cloudトライアルの始め方

Step1|公式サイトからトライアル申し込み

  1. Tableau公式サイトにアクセス
    https://www.tableau.com/ja-jp/products/cloud-bi

  2. 「無料トライアルを始める」をクリック

  3. フォームに以下を入力

  • 氏名

  • メールアドレス(ビジネスメール推奨)

  • 会社名

  • 電話番号(確認用)

  • 国/地域

→ 数分で登録完了。すぐに使い始められる。


Step2|アカウント作成とログイン

  • 届いたメールの認証リンクをクリック

  • パスワードを設定してログイン

  • 自分専用のTableau Cloud環境が立ち上がる


Step3|最初のプロジェクトを作成

  1. 「新しいワークブック」または「新しいプロジェクト」を作成

  2. データソースを接続

→ ExcelやGoogleスプレッドシートからでもすぐにデータ読み込み可能。


データ接続の基本

✔️ 接続可能なデータソース例

  • Google BigQuery

  • Snowflake

  • Amazon Redshift

  • Salesforce

  • Excel / CSV / Googleスプレッドシート

→ クラウドデータベースとのライブ接続が非常に強力。
オンプレミスデータの場合はVPNやセキュア接続が必要。


Tableau Cloudの基本操作|ダッシュボード作成の流れ

  1. データの読み込み

  2. **ディメンション(分類軸)メジャー(数値)**をドラッグ

  3. 棒グラフ、折れ線、マップ、散布図などを作成

  4. 色分け、サイズ調整、フィルター設定で見やすくカスタマイズ

  5. ダッシュボードに複数のVizを配置

  6. 「公開」ボタンで、チームに共有 or 外部に公開

ブラウザベースでも、Tableau Desktopとほぼ同じUIで操作が可能。

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